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計量経済学のてびき


 講義の進め方について

 2006年度、1部/デイタイムコースの計量経済学は、春学期に終了しました。


 計量経済学 はじめの一歩

 計量経済学(econometrics)とは、経済現象を(経済理論に基づく枠組みのもとで)現実のデータを用いて統計的に計測し、その結果を予測や政策策定(さらには経済理論へのフィードバック)に役立たせようという学問です。 うーん、むずかしいですねえ、はじめて聞くと何のことやらわかりませんねえ。わかると面白くて役に立つんですけれどね。 そこで、できるかぎりやさしく計量経済学を解説してみました。


 
実証分析してみよう


「はじめの一歩」では、計量経済学の理論的な面・手法的に焦点があてられています。
 でも、計量経済学の醍醐味は、なんと言っても、現実のデータを用いての実証分析にあります。
 関西大学で利用出来るソフトに、市販ソフトの表計算アプリケーション Excel、統計・計量アプリケーションTSPSPSS 、さらにフリーソフトウェアであるRがあります。
 それぞれの特徴をいたしたデータ分析や実証結果を行いましょう。

  • データを表にまとめたり、グラフを描きたい人は、Excelを利用しましょう。
    基本統計量を計算したり、分散分析や簡単な回帰分析を行うこともできます。
    簡易データベースソフトとしても使えます。

  • 回帰分析について極めたい人は、TSPを利用しましょう。
    特に、経済系の実証分析を行うために開発されたアプリケーションです。
    基本統計量の計算はもちろん、シンプルなOLSから完全情報最尤法までの推定手法が利用できます。
    時系列分析用ツール、パネルデータや質的変数モデルの手法も準備されています。
    また、変数の変換・格納、行列計算等が簡単にプロミングできますので、独自の作業を行うことができます。

  • さまざまな多変量解析をしてみたい人は、SPSSを利用しましょう。
    回帰分析にとどまらず、代表的な多変量解析の手法である主成分分析、因子分析、判別分析、クラスター分析などを用いたデータ解析を行うことができます。

  • Rは、現在、日本のみならず世界中で人気が急上昇しているフリーソフトウェアです。その特徴は
    • 開発速度が速く、守備範囲が多岐にわたっています。(オープンソースなので、常時、あらゆる分野の世界中の第一線の研究者が協力して開発しているため。)
    • フリーソフトウェアです。CRAN(The Comprehensive R Archive Network)より自由に無料でダウンロードして使えます。
    • OSを選びません。Windowsのみならず、LinuxやMac OSなど多くのプラットフォームで利用可能です。
    • 日本語化、GUI化が遅れていましたが、現在、急速に進行中です。(Rに関する日本語の情報源としてRjpWikiがあります。)
      また、一昨年来、日本語参考書も数多く発売されており、利用環境が急激に整いつつあります。
                    =>  Rによるデータ分析入門(工事中)


 パソコン いろはのい

 実証研究たって、まだパソコンが使えない、どこへ行ったらパソコンが使えるのかわからないという人のために、関西大学第2学舎のパソコン教室の紹介とWindowsパソコン操作のいろはを説明します。
 とにかくパソコン教室へ行ってパソコンにさわるための初心者編、もう少しパソコンの理屈がわかるための初級者編、ワープロや表計算ソフトの利用について説明してあるアプリケーション編、そしてメイルやWWWについて解説したインターネット編の4セクションがあります。