1.  計量経済学の参考書 
  2.  (数理)統計学の参考書
  3.  ミクロ経済学の参考書
  4.  マクロ経済学の参考書
  5.  パソコン操作の参考書
  6.  インターネット関連の参考書
  7.  ホームページ作成の参考書


 言うまでもありませんが、以下の目録は、ひとつのめやすでしかありません。言い換えるなら、私にとって、わかりやすかった本・便利だった本のリストです。
 本は、使ってこそ役に立ちます。評判のいい本が、(もちろんそれなりの理由があって評判がいいのでしょうが)、「今」の、「あなた」にいい本とは限りません。
 世の中、たくさんの本があります。ざっと見てみて、わかりやすそうだな、自分と相性がよさそうだと感じた本を読んでください。本は、読みこんでこそ、力を発揮 します。あなたなりの参考書、困ったときに頼りになる本を探してください。

 リストにある本の多くは、図書館にはいっています。参考図書に指定されているものもいくつかあります。とにかく、一度手にとって、読んでみてください。


  計量経済学の参考書  (おおむね、やさしい順に並んでいます。)

  • 白砂堤津耶(1998)『初歩からの計量経済学』日本評論社
    :必要最小限ながら大事なトピックはすべて網羅されています。

  • 北坂真一(2005)『統計学から始める計量経済学』有斐閣ブックス
    :計量経済学に必要な統計学を説明し(第1部)、計量の主要なトピックを網羅し(第2部)、実証分析や上級のトピックの紹介まで(第3部)盛り込んだ、意欲的な本です。

  • 森棟公夫(2005)『基礎コース 計量経済学』新世社
    :基礎コースとは言いながら、基本から中級までのトピックや統計学の基礎知識をを要領よくまとめています。

  • 山本拓 (1995) 『計量経済学』 新世社
    :(当時)はじめての日本語による初学者向け,網羅的な教科書。
    オーソドックスな、でも難しすぎない記述で、初歩の統計学も含め計量経済学をひととおり理解するためのトピックがすべて書かれています。

  • 蓑谷千鳳彦 (1997) 『計量経済学』(第3版) 東洋経済新報社
    :レベルは山本さんの本と同程度。トピックに著者の個性が感じられます。

  • 蓑谷千鳳彦 (1997) 『計量経済学』 多賀出版
    :レベルは山本さんの本と同程度ですが、時系列モデルを含んでいます。 詳しい式の展開、多くの実例が載っています。
     なお、この本は「数量経済分析シリーズ」の中の1冊で、このシリーズには応用的な実証分析の本も含まれています。

  • 田中勝人 (1998) 『計量経済学』 岩波書店
    :初級から中級にかけてのテキスト。時系列モデルの説明があるのが特徴。
    =>時系列モデルに興味がある人は
       森棟公夫(1999)『計量経済学』東洋経済新報社
                       (プログレッシブシリーズ)
       羽森茂之(2000)『計量経済学』中央経済社
      も参考になります。

  • 浅野皙・中村二朗 (2000) 『計量経済学』 有斐閣
    :初級から中級にかけてのテキスト。質的変数の扱いにページが割かれているのが特徴です。
    =>パネルデータ分析に興味がある人は、少し高度ですが
       北村行伸(2005)『パネルデータ分析』岩波書店
      日本語で初めて包括的にパネル分析を扱った本です。

  • G.S.マダラ (1996) 『計量経済分析の方法』(第2版、和合肇訳) シーエーピー出版
    :日本語で読める,数少ない中級レベルの教科書。トピックは回帰手法を中心にまとめられています。その理論・方法を提唱した原論文が脚注に紹介されているのが便利。

  • 岩田暁一 (1982) 『計量経済学』 有斐閣
    :こちらも中級レベルの教科書。因子分析をはじめ、より専門性のあるトピックも盛り込まれています。

  統計学の参考書

   はじめて読む統計学の本
    ひととおり統計学がイメージできるようになるための本

   大屋幸輔 (2003) 『コア・テキスト 統計学』 新世社
   森棟公夫 (2000) 『統計学入門』(第2版) 新世社
   田中勝人 (1998) 『統計学』 新世社

   正統派の統計の本
    オーソドックスに、きちんと統計を勉強するための本。
    初めの3冊は初心者向け、3冊目は実務家の人にも有用です。
    4冊目は、基本理論の紹介の後、経済・経営の分野での応用
    事例が、Rを用いて書かれています。
    最後の2冊は中級向け詳しい証明・数式展開もあります。

   東北大学統計グループ(2002)
    『これだけは知っておこう!統計学』有斐閣ブックス
   得津一郎 (2002) 『はじめての統計』 有斐閣ブックス
   木下宗七 (2004) 『入門統計学』 有斐閣ブックス

   永田靖 (1992) 『入門 統計解析法』 日科技連

   牧厚志/他(2005)『経済・経営のための統計学』 有斐閣アルマ

   岩田暁一『経済分析のための統計的方法』(第2版)東洋経済新報社
   竹内啓 (1963) 『数理統計学』 東洋経済新報社

    経済学者が書いた統計の本
    統計学の説明に加え、経済分析独特の話題も扱われています。

   浅子和美・加納悟(1998)
    『入門 経済のための統計学』(第2版)日本評論社
   刈谷武昭・勝浦正樹 (1994) 『統計学』 東洋経済新報社

  ミクロ経済学の参考書  (著者名の五十音順に並んでいます。)

入門者用:多くのテキストがあります。いずれもきちんと丁寧な記述がされていますので、用途や好みに応じて、問題がついているか、グラフが多用されているか、数学的記述が多いかなどのポイントからみて、自分に適したものを選んでください。
池田・廣瀬・水野(1997)『エコノミックス入門』 中央経済社
伊藤元重(1992)『ミクロ経済学』 日本評論社
大路雄司(1993)『ミクロ経済学』 有斐閣
金谷・吉田(1999)『グラフィック ミクロ経済学』 新世社
西村和雄(1996)『ミクロ経済学』 岩波書店
西村和雄(1986)『ミクロ経済学入門』 岩波書店

特色のあるテキスト
西村和雄編(1997)『早わかり経済学入門』 東洋経済新報社:辞書のように使える、トピックごとにまとめられている本。
スティグリッツ(1994)『入門経済学』 東洋経済新報社:アメリカ式の、叙述式の(説明型辞書みたいに使える、トピックごとにまとめられた)の本。
中級編
西村和雄編 (1990) 『ミクロ経済学』 東洋経済新報社
奥野・鈴村 (1985) 『ミクロ経済学T・U』 岩波書店

  マクロ経済学の参考書 (+経済データを扱うための参考書)
     (入門者用のテキストを中心にあげています。)

スティグリッツ (1994) 『入門経済学』 東洋経済新報社
:とりあえず、「経済学」になれたい人に。
 同じ著者の『ミクロ経済学』、『マクロ経済学』もあります。

小川・玉岡・得津 (1991) 『マクロ経済学』 有斐閣
:理論の説明でなくデータの記述が豊富ですので、日本(や世界)経済の現状を把握しながら読み進めることができます。また、そのデータに基づいて回帰分析を行った実証結果やその解釈も盛り込まれています。

中谷巌(1998)『入門マクロ経済学(第4版)』日本評論社
:定番の、中級テキスト。

マンキュー(1996)『マクロ経済学I 入門篇』東洋経済新報社
:アメリカの定番の中級テキストの翻訳です。続編(II 応用篇)もあわせて読めば、マクロ経済学をしっかり学ぶことができます。

小峰隆夫(1995)『経済データの読み方(第2版)』日本評論社
:消費や国民所得といった経済データについて、代表的なものに何があるか、それらの動きからみた日本経済の状況が書かれたテキスト。

  パソコン操作の参考書

 サイクルが早いというか、とにかく日進月歩の分野ですから、本を指定するのは難しいです。(結構、雑誌の特集などにツボを心得たものがあります。これらはパソコンの動向(今の流行)を知る上でも便利です。見出しだけでもフォローしておくと、よいでしょう。)
 また、説明を読むより、とにかくさわってみるのが大事という部分も大きいです。

 というわけで、ここでは、ホントの超初心者(どうやってパソコンの電源入れるの?レベルの人)用の本を1冊紹介しておきます。

サトウサンペイ (1998) 『パソコンの「パ」の字から』 朝日新聞社(Paso増刊号)
  ※その後、ウィンドウズ98対応版、ウィンドウズME対応版などが出版されています。
 でも、このページを見ている皆さんは、それほどの初心者ではないでしょう。(それでも、上の本を読むと、何となくできていたからそれ以上深く考えずにすませていたけれど、へー、そういうことだったのかということ結構ありますけど。)
 そういう人にお勧めなのは、検索エンジンを使ってweb上の情報を探すことです。さまざまな人たちが、自分が得意なこと、自分が苦労したことを公開してくれています。
 これらを見ることで、インターネット文化の真髄に触れることもできますし、さまざまな知識を得ることができます。
 検索エンジンでは Google http://www.google.com/intl/ja/ がお勧めです。
 なお、インターネットに関する参考書については、次のセクションを参考にしてください。

   <− 「インターネット文化の真髄」とは何か、各自、考えてみてくださいね。

  インターネット関連の参考書

 インターネット、さわったことがない人はほとんどいないでしょうね。
 ブラウザによるHPの閲覧、メールのやりとり、すっかり私たちの生活の一部になっています。
 でも、一度、ネチケットや、ブラウザやメイラーの使い方に関する本も読んでみてください。操作法を知るためではなく、ついて資料を読んでください。それは、あなたの身を守るため、もっと楽しく,楽にインターネットライフを送るために、どうしても必要なことがらです。
 自分が不愉快な思いをしたくないならば、ひとにも不愉快な思いをさせてはならないでしょう。
 また、知らぬうちに,思いもよらないトラブル・犯罪に巻き込まれないためにも、ネチケット(ネットワークのエチケット)やブラウザやメイラーの使い方・基本的しくみについて知ってお必要があります。
 ネチケットについては,web上にさまざまな情報が置かれています。また、次の本はぜひ一度読んでみてください。是非お勧めします。

中村正三郎 (2001) 『ウイルス、伝染(うつ)るんです―あなたのパソコンが狙われている』 廣済堂出版
 ブラウザ・メイラーなどの操作法については、マニュアルやweb情報を参照することも大事ですが、日常利用する際に少し注意しているだけで、かなりのことに気づくことができます。
 ブラウザをはじめとするインターネット利用法については、次の本が参考になります。
石橋・遠山(2003)『インターネットで経済学案内』日本評論社

荒木孝治(1998)「インターネットではじめる情報検索」、『インターネット時代の数量経済分析法』(多賀出版)の第1章(2002年に内容改訂) 

  ホームページ作成の参考書

 このwebページを作るに際して、結局、今のところ、本は読んでいません。
 というのは、最近はとても便利なソフトが多く、それらを使えば入力した通りにweb画面がどんどん作成されていくため、これで(これだけで)いけるかなあと始めは思ったからです。
 まずは、あるソフトを使って、イメージするままに文書・画像をレイアウトしていましたが、そのうち、もっとこうしたい、なんでこの微調整はできないんだと不満がつのるようになりました。
(これは私に使いこなすだけの知識がなかったからで、そのソフトがが悪いソフトだったからではないでしょうが。)
 うーん、ちょっとは勉強せんといかんかな...で、いろいろwebを見ていると、ホームページってHTML言語で書かれているんですね(いやいや、この段階ではじめて「ソース表示」って知りました。^^;;)
 簡単な文法なんだから、はじめから正攻法で攻めればよかった...と反省して(まずは)web上で情報を探した結果、いくつもの役立つページを見つけました。たくさんあるのですが、厳選2品を選ぶとすると、

  • とほほのWWW入門(http://tohoho.wakusei.ne.jp/)
    :これがなければ、私はこのページを完成できませんでした <(__)>
  • 超簡単HTML超入門目次(http://www.asahi-net.or.jp/~rg7f-tkhs/mokuji.html)
    :特に、画像のレイアウト(文字の割り込ませ方)の説明がわかりやすい。
 どんどん新しいページも作成されています。WebAgencyのコンテンツ関連リンクサイト(http://home2.highway.ne.jp/n-suga/webagency/contents.htm)のように、ホームページ作成解説ページをリストアップしているページを利用すると、便利です。

 ちょっとわかってくると、カッコイイページをみつけた時にはソース表示も見るようになりました(ブラウザの表示コマンドで簡単に見れます)。著作権の問題がありますから、部分的にであれそのまま借りてくるようなことはいけませんが、知識を増やすという意味では、実例つきでHTML文法に詳しくなれるいい方法と思います。